「古着=アメリカもの」
そんなイメージを持っている人、多いと思います。
でも実は、ヨーロッパ古着にはアメリカ古着とはまったく違う魅力があります。
上品で、どこか抜け感があって、“静かに洒落てる”。
今日はそんなヨーロッパ古着の魅力と、初心者でも手に取りやすいおすすめアイテムを紹介します。
フランス古着の魅力|上品なのにラフ
フランス古着は、どこか大人の余裕を感じる“抜け感”が魅力。
派手じゃないのにおしゃれ、作業着なのに上品。
その代表が フレンチワークジャケット(モールスキン)。
もともとはフランスの労働者が作業着として着ていた服で、
“モールスキン”とは「モグラの毛のように滑らかで丈夫な生地」のこと。
厚手のコットンでタフなのに、着込むほど柔らかく、艶が出ていく。
この経年変化こそがモールスキンの真骨頂です。
💬 白Tの上に羽織るだけで「分かってる感」が出る。
まさに“シンプルなのに雰囲気が出る”大人の一枚。
イギリス古着の魅力|伝統と“ひねり”のバランス
イギリス古着といえば、クラシックでトラッド。
でも実際には、ミリタリーとパンクの間にあるような“ひねくれた上品さ”が特徴です。
おすすめは バブアーやバラクータのジャケット。
キレイめにもカジュアルにもハマる万能アイテムで、経年変化が楽しいのもポイント。
💬 雨の日にバブアーを羽織ると、ただの外出が“シーン”に変わります(笑)
ドイツ古着の魅力|質実剛健と清潔感
ドイツ古着は“無駄のないデザイン”が特徴。
素材も縫製も非常にしっかりしていて、長持ちします。
中でもおすすめは ジャーマントレーナー。
軍用スニーカーなのに、どこか上品でクリーン。
「古着=汚い」のイメージをひっくり返してくれる一足です。
💬 無印良品みたいな潔さ。
派手さはないけど、確実に洒落て見える靴。
旧ソ連軍スリーピングシャツ|ミリタリーなのに柔らかい
ミリタリーと聞くと無骨な印象があるかもしれませんが、
旧ソ連軍のスリーピングシャツはその真逆。
リネンやコットン素材のプルオーバー型で、ゆったりした身幅と首元の開きが絶妙。
「軍モノなのに上品でリラックス感がある」という不思議な魅力があります。
💬 スラックスやワイドパンツと合わせるだけで、洒落感100%。
派手さゼロで雰囲気マックス、まさに“静かな個性”。
グランパシャツ|北欧のリラックス代表
最後はグランパシャツ(Grandpa Shirt)。
おじいちゃんが家でくつろぐように着ていた、ゆったりシルエットのロングシャツです。
ドイツ・北欧あたりのものが多く、リネンやコットン素材で肌触りが抜群。
体のラインを拾わないから、重ね着にも一枚着にも万能。
💬 「何着ようかな…」って日でも、これを着ればなんか洒落て見える。
古着初心者の“救世主シャツ”です。
🎯 まとめ|“派手じゃないのに洒落てる”がヨーロッパ古着
ヨーロッパ古着の魅力は、上品さとクセの絶妙なバランス。
どれも「奇抜じゃないのに、なんか雰囲気がある」アイテムばかりです。
初心者がまず手に取るなら、
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フレンチワーク(モールスキン)
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スリーピングシャツ(旧ソ連軍)
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グランパシャツ
この3つで間違いありません。
ヨーロッパ古着は、静かに主張する“本物の服”。
トレンドを追うより、自分の雰囲気を楽しむ人にこそ似合うと思います。
💬 古着って自由。
でもヨーロッパ古着は、“自由の中に品がある”――それが一番の魅力です。
